第4回ウルトラワイン会「ロマネコンティ・ショック」参加者の声

EXPLORERS CLUBワイン部主催による「第4回 ウルトラワインワイン会」が、2020年、初春の東京都内にて開催されました。

前回のウルトラワイン会から2年の時を経て開催される特別なワイン会。今回のテーマは「ロマネコンティ・ショック」。クラブ創設者である加藤学がモナコに所有するコレクションの中から最高の状態かつヴィンテージのDRCワインが集いました。

この日のラインナップは以下の9本です。


1.DOM PERIGNON 1952 Champagne(ドン・ペリニヨン)

2.MEURSAULT COMTES LAFON Les Perrières 1970(ムルソー・コント・ラフォン・レ・ペリエール)

3.DRC Romanée Conti 1969(ロマネ・コンティ)

4.DRC Richebourg 1959(リシュブール)

5.DRC La Tache 1972(ラ・ターシュ)

6.DRC Grands Echezeaux 1972(グラン・エシェゾー)

7.DRC Echezeaux 1967(エシェゾー)

8.DRC Romanée Saint Vivant 1976(ロマネ・サン・ヴィヴァン)

9.Château d'Yquem 1971(シャトー・ディケム)


1969年ロマネコンティをはじめとする、至福のラインナップ。ワインが放つオーラに圧倒され、その味わいと香りに心奪われ、あるものは涙し、あるものは人生の指針をワインによって示される、人生が変わるワイン会となりました。


参加者の声

ーウルトラワイン会から丸3日経ちましたが、不思議な感覚が続いています。自分の中に、ひとり女王様が居るような感覚です。(麻丘亜希)


ー香りにも気体感があり、口に含めば気体感も拡がる。舌の味覚を感じる箇所が微細化されたような感覚になり、彩り溢れる展開。のどを通すと全身の毛細血管を通って末端まで届く。ロマネ・コンティのような人間になりたい、と思いました。(飯田啓之)


ー今回のテーマDRCロマネコンティショック。今回は最高当たり年の1969年のロマネコンティを頂きました。香りが会場を包み香り、味、色全てがパーフェクトなワインでした。(岡野祐司)


ーChâteau d'Yquem 1971。インパクトの強い味からすぐに、柔らかさを感じさせ、全身からとろけてしまう感覚。この男性を好きにならずにはいられない。ウットリとする姿はまさに、乙女。一生この人から離れたくない!と思わずにはいられない。(下田正太郎)


ー苺、糠、出汁、杉…。様々なアロマが一気に体に溶けていく。そして時間の経過とともに香りに甘みが加わってくる。この香りの変化は開いたからなのかどうかも分からない。こんな化け物と対峙をしたことがないから比較できるものがないため、感じた香りぐらいしか言葉にできないのだ。(瀬戸輝一郎)


ー長い間恋い焦がれたロマネ・コンティという名の女王陛下は、その佇まいからして別格。ベルベットのような赤は、艶やかで情熱的で気品に満ちていて、妖艶な空気を微塵も発していないのに、一瞬にしてこちらを虜にする。典雅の極致。(M.F)


ー‘69ロマネ・コンティの香りは、ローマ神話のヴィーナスに遭遇したような甘美で美しい世界に私を誘ってくれました。甘く、華やかで、うっとりと思考が停止するようなアロマ、ブーケに包まれ浮遊するような心地、繊細でエレガントなテイスト…。(高京子)


ーDRC Richebourg 1959。一杯口に含んだその時から、甘くコクがありながら華やかさとエレガントをまとっていて、甘いマスクと色気のある香りで、味覚を魅了されました。時間が経つにつれてまろやかになっていくその姿、まさに魔法にかけられたようでした!(山﨑智康)


ー会場に入るなり、そこには異様なエネルギーを発する演者が整然と並んでいる。正面に対峙し、そこに立つと、何かが振動している。今までに感じたことのないゾーンに引き込まれていく。体温の上昇を感じ、目頭から熱いものが伝わる。そして、その狂詩曲は、68年前のドンペリニヨンから始まった。(久保田美弘)



ーRichebourg1959は、61年前のものであるにも関わらず、Romanée Contiの前で陽気に踊り、音楽を奏でる幼い頃のプリンセスのようだった。そしてリンゴ、リンゴの蜜、フルーツの盛り合わせのような味にどんどん姿を変えていく。澄みながらも、体にすっと染み渡る忘れられない感覚がした。(森川かずえ)


ーロマネコンティ1969。ボトルがそこにあるだけで、会場を支配する圧倒的な存在感。これって何色何だろう。赤、なんだけど、赤じゃない。色、なんだけどもはや色でもない。色の上になにか気配という別の情報が混じって載っている。「色気」というものを人から抽出したらこういうものになる気がする。(佐山智美)


ー人が味わることができる量は決して多くはありませんが、その分、1滴1滴を大切に、時間による味わいの変化を愉しみながらワインを嗜むということが自然にできました。(Ms.White)


ーロマネコンティは、スッと香りも味わいも全てが、染み込みます。時間が経っても、変わらずに安定し続ける王者としてい続ける。安定感のある気品、味わい、華やかさ、品格、全てにおいて、ブレない貫禄がありました。(井本佑子)


ー1本で1日中語れるくらいの驚きと発見、感動、魅惑に惑わされるの連続。抜栓からの時間経過と共に変化し続ける香りや味わいが美しく儚く、グラスを傾ける毎瞬毎瞬に感動がありました(山吉学)


ー私の前に並んだ9つのワイングラス。それはお食事が終わってジェントルマン達がシガールームに移動した後、お茶を愉しむ強烈かつ個性豊かなフランスマダム達の集まりのよう。10人目として自分がそのお茶に参加したらどうなるのか、そんなことを考えていました。(Reiko)


ー今回はただただ妖艶な気高さに包まれ、テーブルの上に並べられた沢山のグラスから放たれる芳香に酔いしれ、このままこの香りに埋もれて死んでしまいたいと思ったくらい。(Fenice)


ーロマネコンティとラターシュは多分、本来の味わいの30%も僕自身が理解できていないと感じました。香りの変化、コルクの香り、そして味わい、色、目には見えない存在感、その全てを理解することは出来ていません。しかし、だから面白くよりもっと、を求めたいと思いました。(羽賀誠)


ーMEURSAULT COMTES LAFON1970。若い女性のような滑らかさをもちながら、徐々に甘み円熟度合いが増して、バタースコッチ、徐々にヴァニラのような甘みを解き放つ。ワイングラスに立ち込める官能なアロマは、女性としての生き方を正に示してくれているワインだと強く感じました。(Akiko Maehata)


ーワイン好き同士が集まっているのではなく、日々いろんな葛藤と闘いながら、自分を、周りを、もっと高めようとする仲間と作り上げる会だからこその、濃厚で豊潤な時間が流れてゆきます。繊細で大胆な抜栓の鮮やかさもまた、目指すべき人生を表しているように感じました。(Akiko Maeharta)


ーロマネコンティの注がれたグラスには「ロマネコンティが一番であり、ロマネコンティ以外はあり得ないのだ」という圧倒的な場の支配力がありました。そして、ロマネコンティに劣らない、それぞれの伝説を持ったワインたち。目の前にグラスが増えていくたびに、自分の人生の豊かさの度合いが高まることを感じました。(小野勝太)


ードンペリニヨン1952。高級な香水のような気品ある香りがした。グラスに注いでいくうちに、部屋全体が香りに包まれていた。グラスの底に残っていたオリがよく見ると、ダイヤモンドのパウダーが入っているかのようにキラキラと反射していた。(篠崎美幸)


ー事前の情報から、ロマネコンティに負けない人間になってこのウルトラワイン会に参加したつもりでしたが、急に襲いくるエネルギーに圧倒されてしまいました。このヴィンテージワインのように、圧倒的なエネルギーに溢れた人生を送ろうと決意させてくれた会でした。(青木城太郎)


ー身体にじわじわと染み渡るというより、身体中に最速で染み渡りその力強さは、今まで感じたことのないエネルギー。年数を重ねれば重ねるほどのワインのボトルの中でおきている生き様。しっかりとすべての細胞の隅々まで行き渡り向き合う時間これこそが美しい時間でした。(高橋康代)


ー1つのワインをいただくのにもとてもエネルギーを使い、色味、香りを確認し、恐る恐る口元へグラスを運ぶ。少量なのに全身にみなぎるエネルギー。香り、余韻。さっき飲んだワイングラスに再び手をやると最初に飲んだ時とは全く違うワインのように味も香りも変化している。まさに異次元の時間でした。(中尾信)


ーロマネコンティを口に含むと、すぐにワインが舌に染み込んでいき、私のみぞおちあたりまでそのエネルギーが一気に染み渡りました。でも、ロマネコンティのエネルギーは、そんなものではない、さらに、飲む人の成長度合いによって、そのエネルギーの受け取れる量も異なるのだろうとすぐに想像がつきました。(赤星里恵)


ー9種類を飲みはしましたが、分量としてはそれほど多くはない。けれども、酔っているのかな?という感じはありました。でも、アルコールで酔ったのではない、ボトルから立ち昇ってくるもの、抜栓をしてくれたメンバーの素晴らしい技術、会場の雰囲気、そういったものがとても心地よかったのだと思います。(手塚宏樹)


ーロマネ・コンティを飲んだ瞬間、砂粒くらいの大きさのダイヤモンドが、体内の全ての血管をまわりにまわりました。数十億年も地底で眠っていた極上の原石が、熟練の職人によって磨かれたダイヤモンド。そんな極上のダイヤモンドから溢れ出る輝きが、体内からとめどなく溢れ出てきます!(山下裕司)


ー私は、ふとこんな女性になりたいと思いました。複雑で繊細で、透き通るような美しさと、まだ理解できないからこそ美しいと感じる魅力。一つの液体に全てが溶け合ってRomanée Conti 1969というワインの魅力を創り出していました。(西川彩実)


ーDRCが見せてくれるこの6本のワイン達が運んできた、一番のものは、「意志と覚悟とたった一つのプライド」これを愉しみ尽くす人間になり、また新たに「人生を愉しむ覚悟」を決めて、さらに美しく素敵な人生を生きる力を身体に染み込ませ、それが、僕を構成する血になりました。(中川吉右衛門)


ー私より長く生きている1969年のワイン。なのに優雅で甘美な芳香を放ち、力強い。日本人は歳だし…なんて遠慮しちゃう年齢かもしれませんが、クサることもなく凛として、年月を魅力に変えて見事に華咲かせてました。(坂部祐子)


ーDRC Richebourg 1959。最初の香りは、なぜか物足りない。なのに一度口に含むと味わいが濃厚、甘美しかない!身体中に染み渡る、この感覚。図らずも、絶頂感さえも感じてしまった。ああ、リシュブールの世界に足を踏み入れてしまった。もう帰れないだろう。(林信隆)

「良いワインは、良い人生を送ってきた人にこそ飲んで欲しい」という言葉が、ワイン会中に加藤氏からありました。良い人生を送っていると、ワインを飲んだときに、人生の様々なシーンや情景、感情と結びつき、なんともいえない感動的な味わいになります。逆に、良いワインを飲んでもそのポテンシャルや味わいを理解することができないということもあります。

ウルトラワイン会は、数年に1回開催される特別なワイン会。次のウルトラワイン会がいつになるかは、まだわかりません。来るその日に向けて良い人生を積み上げていこうと、参加者の胸に刻まれたワイン会となりました。


エクスプローラーズクラブのワイン会について

エクスプローラーズクラブでは、1本のワインだけでを10名前後のメンバーでじっくり語らい、知識や感想を共有し、上質で美しい時間を愉しむヴィンテージワイン会を全国で開催しています。ワインについて詳しくない、ワインを飲んだことがないという方でも、クラブのワイン会に参加をすることでワインの魅力を知り、その世界に足を踏み入れていっています。あなたも一緒に、奥深いワインの世界を愉しみませんか?

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*クラブが過去に飲んできたヴィンテージワインの数々は、ワイン部のInstagramに掲載されています