手塚宏樹さん / 司法書士


[編集部] 手塚さんはどのようなきっかけでEXPCに入会されたのですか?


[手塚さん] 共通の知人を介して加藤学さんとお会いする機会がありまして、そのときに伺ったお話に大変感銘を受けました。今の自分が、今のまま頑張ってもたどり着かないところに、この人はいるんだなと。さらにその時、そこまでの道のりや考え方や、これからの頑張り方などを事細かく教えてくださったのです。


[編集部] それで興味をお持ちになったのですね。


[手塚さん] はい。それでEXPCの存在を知り、加藤学さんとお会いした日の帰宅後にすぐにウェブサイトを探しました。当時のEXPCのウェブサイトには、ヴェニスの「仮面舞踏会」の様子や、かなりの希少価値のあるヴィンテージワインを愉しむ「ウルトラワイン会」の模様なども掲載されており、「なんだここは!?どんな人たちがいるのか?」と驚いた記憶があります。それらは、私がこれまでに見たことのない世界で、その世界をのぞいてみたいと思い、入会しました。 


[編集部] EXPCに入会されてから、手塚さんの生活に、何か変化はありましたか?


[手塚さん] はい。あらゆる面で大きく変化がありました。まずは服装に気を遣うようになり、香水を纏うようにもなりました。おそらく以前とは顔つきも違っていると思います。仕事上では、入会前には細かいことが気になり、お客様との関係で悩むこともありましたが、考え方が変わったせいか、そういった悩みもなくなっています。

出かける場所も変わりました。土日にはヨットに乗ったり、メンテナンスのためにヨットハーバーへ行くことが多くなりました。また、大衆居酒屋のようなお店に行くことはなくなり、素敵なレストランを探すようになりました。



[編集部] 手塚さんは、EXPCで初めて創部されたヨット部の部長を長年にわたって務めていらっしゃるそうですが、これまでの活動で、特に印象に残っていることはありますか?

 

[手塚さん] はい。色々ありますが、特に印象に残っているのは入会後半年くらいの頃に冒険した、「ドーバー海峡横断」です。

私は入会半年後くらいに加藤さんと二人でお話する機会があり、偶然ヨットの話になったのですが、それがきっかけでヨット部を作り、ドーバー海峡を渡ろう、ということになりました。全てがタイミングよく進み、驚くほどのスピードで瞬く間にヨット部を創部することができ、私がその部長を務めることになりました。そして、当初の計画通り、その3週間後には、加藤学さんとヨット部の仲間たちと、小さなディンギーヨットでドーバー海峡を渡ることになったのです。


( 誕生したばかりのヨット部で、創設者の加藤学とディンギーヨットを愉しむ手塚さん / 左)



[編集部] ドーバー海峡ですか?ヨット部を作ってまだ間もない時期といえば、初心者ばかりだったのではないでしょうか。なんだか「海峡」と聞くだけで、物怖じしてしまいそうになりますが・・・。


[手塚さん] ええ、そうですよね(笑)。普通ならヨット初心者がいきなり「ドーバー海峡横断」とはなかなか考えないものだと思います。ただ、EXPCの考え方を体現することでそれは不可能ではないと考えました。そこで私たちは、「ドーバー海峡横断」を「無謀な挑戦」にすることなく、成功するための「冒険」にするために、ヨットの基本知識を学び、操船を学び、入念な準備と無謀にしない対策をしっかり取り、「冒険」にチャレンジし、成功することができたのです。


(実際のドーバー海峡横断時の写真)



当時のこの冒険はヨット専門誌でも記事に取り上げていただくことになりました。その編集部の皆さんも私たちの活動にはとても驚きながらも、力強い応援をいただくなど、その後もご縁をいただいています。ヨット部の創部からドーバー海峡横断達成までの一連の経験は、私にとって、すべてのおおもとになっている経験です。

(ドーバー海峡横断の成功が掲載された「KAZI」)



その後、ヨット部のプロジェクトとして、世界7大海峡と呼ばれるノース海峡、ジブラルタル海峡、カタリーナ海峡、津軽海峡といった「オーシャンズ7〜7大海峡横断プロジェクト」を立ち上げ、別の仲間たちをどんどん引き入れて、数年間にわたって各海峡の横断を達成し、、ドーバー海峡も含めて世界7大海峡を制覇するまでに至りました。その活動の中で、一生の仲間といえる友人が何人もできました。

 

[編集部] お話をお聞きしていても、あまりの壮大なスケールのプロジェクトに驚いてしまいます。これらのプロジェクトに関わることで人生を変えられた方もたくさんいらっしゃるのでしょうね。


[手塚さん] はい。一つの海峡横断に、ヨットのクルーと直接その横断をサポートするメンバー、さらにそれを支えるメンバーがいて、それを見守り応援するEXPCメンバーがいて、と多くのメンバーが関わることになりますので、たくさんのメンバーが人生を変えたり、そのきっかけをつかむことになったことは間違いありません。




[編集部] なるほど。手塚さんは、ヨット部での活動を中心として、ご自身の素晴らしい経験で、周りへも影響を与えてこられたのですね。手塚さんにとって、この他に、EXPCでの活動で、何か転機となったことがありますか?


[手塚さん] 私は元々好奇心も旺盛な方ではありましたが、ファッションやお洒落に関しては自己流で、あまり興味もありませんでした。しかし、EXPCの思考を学び、異次元との共通言語であるプロトコールを学び、「世界の王道を行くジェントルマンとしての自分」であることを考え、その「人格」としてそれらが必要だとわかったのです。

それ以来、EXPCでファッションや身だしなみを変えてきましたが、初めて“香水”を買ったときのことは今でも覚えています。それまで一度も香水など買ったこともなく、気恥ずかしさもありましたが、これ以降、服装や振る舞いなど、色々なものを変えることに抵抗がなくなりました。今ではワインやシガーも当たり前のように嗜んでいます。



[編集部] なるほど。手塚さんの人生を取り巻くあらゆるものが変わったのですね。そんな手塚さんにとって、EXPCの好きなところはどのようなところですか?


[手塚さん] 世間的な肩書や収入、年齢など様々なメンバーが所属していますが、それら一切関係なく活動できるところです。そういった仲間たちみんなが、これまでの自分のやり方や考え方、生き方を思い切って変えて、より素晴らしい人生にしようとしているところが好きです。EXPCに出会わなければ、こんなに素晴らしい仲間とは出会えなかったと思います。

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[編集部] 手塚さんがEXPCで学んだ言葉で、好きな言葉や考え方があれば教えていただけますか。


[手塚さん] 「ヨットは人生の縮図」という言葉です。これは、初めて加藤学さんとヨットに乗ったあとに、加藤さんがメールマガジンで書いていた言葉です。ヨットと人生は同じなのだ、という趣旨で、以来この言葉がずっと、EXPCヨット部の活動の根底に流れています。ヨットに乗るときも、また、それ以外の日々を過ごしているときも、この言葉に勇気をもらっています。



[編集部] もし、手塚さんがEXPCに入会していなかったら、どのような人生を送っていたでしょうね?


[手塚さん] 司法書士として地味に生きていたと思います。仕事と家族のことと少しの趣味と、それだけだったと思います。でも今はEXPCのおかげで、見たことのない世界をいくつも、仲間たちと見ることができています。


[編集部] 手塚さんのこれからの夢や目標があれば教えてください。


[手塚さん] 仕事のやり方を変えて、モナコにもっと行けるようにしたいと思っています。私は司法書士として個人事務所を経営していますが、EXPCに入るまでは、仕事を1週間も2週間も事務所を開けて海峡横断に行ったり、モナコに行ったりするなど、「無理」だと頭から考えていませんでした。

しかし、EXPCに入って思考を学び、そうではなかったことを知りました。昔ならありえないことでしたが、考え方を変えて、仕事のやり方を変えることでそれらをできるようになりました。でも、もっと行けるようにさらに仕事のやり方を変えようと考えています。


 (2020年2月にモナコ公国で開催された「プリンス・プリンセス舞踏会」にて / 左が手塚さん。創設者加藤学と。)



[編集部] 手塚さんが、これからEXPCで叶えたいことはありますか?


[手塚さん] はい。ヨット部の部長をしているので、ヨットの大きな冒険をいくつも成功させたいです。EXPCヨット部を世界的に有名にしたいです。

 

[編集部] コロナで外出自粛の今、EXPC所属していてよかったと思うことはありますか?

[手塚さん] EXPCにいなかったら、おそらく毎日不安で仕方なかったのではないかと思います。仕事にも集中できず、何をしていいのかもわからなかったかもしれません。ですが、今、EXPCの仲間と対面で会うことはないにしても、オンライン上で毎日やり取りしているので、これからのことをしっかり考えて毎日を過ごせています。



[編集部] EXPCに興味をお持ちの方へ、手塚さんからメッセージを伝えるとしたら、どのような言葉を送りますか?


[手塚さん] ほとんどの方は、EXPCの活動内容を見て、とくに「モナコ」や「舞踏会」とかは遠い世界のことだと感じられると思います。私もそうでした。初めてのEXPCのイベントに参加するときにはとても緊張しました。しかし、そこからどんどんと仲間ができて、今ではモナコにも10回以上訪れています。モナコ公室主催「薔薇の舞踏会」にも5回出席しました。それ以外にも、予想もしていなかったことが次々と起こる人生になっています。それらのすべてが私の人生を豊かにしてくれる、素晴らしい経験です。少しでも、何かがアンテナに引っかかったら、EXPCに来てほしいです。

 

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